高校時代のベクトル、つまり幾何と深く結びついた2次元or3次元のベクトルについて、すっかり忘れていた内容を以下にまとめた。自分用のまとめなので、全然網羅性はない。
内積の定義
中線定理
△ABCの辺BCの中点をMとしたとき、が成り立つ。
三角形の面積
点O, A, Bからなる△OABの面積は
これはを2乗して導く。
さらにのとき
位置ベクトル
平面上に点Oをあらかじめ定める。
点Aの位置ベクトルは以下で定義される。
また位置ベクトルがである点Aを、で表す。
線分の内分、外分
点Aの位置ベクトルが、点Bの位置ベクトルがのとき、
線分ABをm:nに内分する点Pの位置ベクトルは
線分ABをm:nに外分する点Qの位置ベクトルは
2点を通る直線のベクトル方程式
2点, を通る直線のベクトル方程式は
または、、つまりとおいて以下のように表してもよい。
※ともにから導ける
あるベクトルに垂直な直線のベクトル方程式
ベクトルに垂直で、かつ点A()を通る直線の方程式は
これを座標で表す。点A, とすると、直線上の点は
を満たす。
これより、直線の法線ベクトルは、であることがわかる。
円のベクトル方程式
中心が点、半径がである円のベクトル方程式は、円周上の点をとして
と表せる。
3点を通る平面のベクトル方程式
2点, , を通る平面のベクトル方程式は
ただし、