Visual Studioのコードスニペット機能を使って高速にコードを書く


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常識かもしれないのですが、Visual Studioコードスニペット機能にいまさら気が付きました。

例えばC++の場合、classと打鍵してからTabを押すと、自動的に以下のコードスニペットが挿入されます。

class MyClass
{
public:
    MyClass();
    ~MyClass();

private:

};

MyClass::MyClass()
{
}

MyClass::~MyClass()
{
}

この直後にMyClassの部分が選択された状態になっているので、そのまま任意の文字列を打つことでクラス名を書き換え可能です。

例をもう一つ。ifdefと打ってTabを押すと、自動的にコメント付きの#endifが挿入されて便利です。

#ifdef DEBUG

#endif // DEBUG

他のコードスニペットは、ツール→コード スニペット マネージャーを開いた後、言語をVisual C++に変えることで確認可能です。Visual Studio 2013の場合、C++用に以下のキーワードが用意されていました。

#if
#ifdef
#ifndef
#region
~  // デストラクタ
class
classi  // メンバ関数の中身を直で書くスタイルのクラス
ctor  // コンストラクタ
do
else
enum
for
foreach // MS独自拡張のfor each。もはやrforを使うべき
forr  // デクリメントするforループ
if
interface  // (よく分からない)
namespace
rfor  // range-based for (C++11の for (auto& i : v) )
struct
switch
union
while

このスニペットの奥深さを感じたのは Onesoft | Using the switch code snippet with an enum のブログ記事に貼られた短いビデオで、Enumに対するswitch文を一瞬で作成できています。

他にも面白い機能がありそうです。見つかれば追記します。