Linuxにおける2つのクリップボード - clipboard bufferとprimary selection


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Linuxには「2種類のクリップボードのようなもの」があるということを今更明確に理解しました。

一つ目の「クリップボードのようなもの」は、Windowsなどでおなじみの"clipboard buffer"です。たとえばChromeにて、文字列を選択してCtrl + Cでコピー、Ctrl + Vでペーストという例のやつです。端末(Terminal)の場合はCtrl + C, Ctrl + Vがほかの用途で予約されているので、かわりにCtrl + Shift + Cでコピー、Ctrl + Shift + Vでペーストになります。

二つ目の「クリップボードのようなもの」は、"primary selection"とよばれるものです。例えば、端末にてマウスで文字列を選択したあと、Chromeの検索窓にてホイールクリックをするだけで、選択した文字列がコピーされます。

"primary selection"の方を意識して使うようにするとわずかながら作業速度が上がるかもしれません。

参考