おとといのAGCに参加して1問しか解けず。Bに二時間以上考えて解ききれないというのはさすがに問題だと思い、解説を読み込んで自分なりに咀嚼しました。本番で書いていたひどすぎるコードが消えてすっきりしました。しかし、本当に思考に穴がないかはまだ自信がありません。
こういう数学的な問題、いちど袋小路に入ってしまうと思考のループから抜け出せず時間を浪費してしまうことが多く、どうにもいけません。
問題:B - rng_10s 回答:ソースコード
#!/usr/bin/env python3 # -*- coding: utf-8 -*- # # 本番中には解けなかった。解説pdfにある3つの場合分けはできた。 # B個の購入を可能なかぎりしたあとの個数が、「Cより大きくBより小さい」値に # なることがあるとNoになる、ということには気づいたのだが、 # どう解いてよいか混乱して手がつけられなかった # # # 解説pdf https://img.atcoder.jp/agc026/editorial.pdf を見た # # B個の購入を行った直後の個数の遷移を、mod Bの世界で考える。 # 最初は A mod B個。 # B個の購入を可能な限り行った後も A mod B個で変わらず。 # D個入荷すると (A + D) mod B個。 # つまり、入荷するたびに、 # A からスタートして (A + D) mod B, (A + 2D) mod B, ... と遷移していく。 # # 遷移を無限に繰り返すと、mod Bの世界でのとりうる値は、g = gcd(B, D)として # (A % g), g + (A % g), 2g + (A % g), ..., kg + (A % g) (kは、kg + (A % g)がB未満となる最大の整数) のどれかとなる。 # ここでkを直接求めるのは難しい。 # かわりに、mを整数として、mg + (A % g)が最初にB以上となるのを求めるのは簡単で、それは B + (A % g)。 # これよりひとつ分小さいのは、B + (A % g) - gで、これが kg + (A % g)に等しい。 # # (A % g) + B - g が、C を超える場合、次に入荷が行われない。次もBを引くと個数が負になってしまうので No。 # (A % g) + B - g が、C 以下の場合、次に入荷が行われる。Yes。 # # # 解説PDFの、「また,(B/g − 1) × inv(D/g, B/g) 回 D を足したときにこの上界が達成できます」 # については理解できていない。 # import array from bisect import * from collections import * import fractions import heapq from itertools import * import math import random import re import string import sys def gcd(a, b): while b: a, b = b, a % b return a def solve(A, B, C, D): if B > A: return "No" if B > D: return "No" if B <= C: return "Yes" g = gcd(B, D) if B - g + (A % g) > C: return "No" else: return "Yes" T = int(input()) for t in range(T): A, B, C, D = map(int, input().split()) print(solve(A, B, C, D))