2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

numpyのndarrayを使った行列操作練習帳 その1

pythonのnumpyパッケージで操作の中心となるのはndarrayクラスです。ndarrayクラスは1次元配列にも2次元配列にもそれ以上の次元の配列にもなりますが、ここでは2次元配列、つまり行列として利用する場合に焦点を絞って、操作法を練習します。 行列の作成 行…

Python 3.4の導入メモ - pipとpyvenv

Python 3.4をWindows 7にインストールしました。パッケージ管理周りの情報が錯綜してややこしいので、自分で調べたことをメモしておきます。 Installation & Packaging Tutorial — Python Packaging User Guide documentation を大いに参考にしています。 nu…

OpenCV3.0 alphaをビルド

OpenCV3.0 alphaが2014/8/21にリリースされました。さっそくopencv-3.0.0-alpha.exeをダウンロードしてきて解凍しましたが、今回はビルド済み.libと.dllは提供されていないようです。しかたがないのでCMakeを使ってビルドしました。 ビルドは今まで通りの方…

Pythonでimportしたモジュールの場所を調べる

例えばimport numpyで読み込んだnumpyモジュールのソースコードの場所を知りたいときは、 import numpy print(numpy.__file__) とします。表示例は以下のとおりです。 '/usr/lib/python3.2/site-packages/numpy/__init__.py' またinspectモジュールのgetfile…

Pythonでコードゴルフ

久々にログインしたCheckiOで、コードゴルフの面白い問題(Prime Palindrome Golf :: CheckiO)が出題されていました。問題は以下のとおりです。 整数n(0 ≤ n < 98689)が与えられる。 nよりも大きく、かつ素数で、かつpalindrome(数字をひっくり返しても同じに…

自然対数の底eの定義式を自分で導く

自然対数の底eの定義式といえば ですが、極限にとばすのは0だったか無限大だったか、右肩の数字はtだったか1/tだったかなど、よく忘れます。この式を丸暗記する代わりに、この式の導き方自体を覚えるのが良い方法です。 axの微分を定義から計算すると、 とな…

はてなブログでtex記法を使うときのメモ

はてなブログの[tex:]記法で数式を表示するとやたらとはまります。この記事ではそれを記録していきます。 を表示する を表示するだけではまります。普通[tex: a^x]と書きたくなりますが、これだと [tex: ax]のようにうまく表示されません。 正しくは[tex: a\…

回転行列の積から加法定理が導ける

原点を中心に点を回転する回転行列を2回かけあわせると加法定理が導けることに気付く。シンプルで美しい。(加法定理と回転行列)

C++のvalarrayという不遇なライブラリ

C++

きっかけが何だったか忘れましたが、C++にはvalarrayという数値計算用のライブラリがあることを知りました。numpyやMatlab/Octaveのように、array同士の足し算ができたりします。 #include <iostream> #include <valarray> using namespace std; int main(){ valarray<int> v1(10, 3);</int></valarray></iostream>…