これまで私はずっとlvというテキストビューワーを癖で使い続けてきました。 lvはShift_JISやeuc_jpのファイルも文字化けなしで閲覧できるメリットがありますが、 最近はそもそもutf-8以外のファイルを扱うことがほぼなくなってきて、このメリットが薄くなってきました。 また、おそらくv.4.51 (Jan.16th,2004) から更新がないツールを使い続けるのもやや不安です。 初めからインストールされているlessを使っていけるように、lessのことを調べた結果を以下にまとめます。
lessとlvで同じ
内容 | コマンド |
---|---|
文字列の前方検索 | / |
文字列の後方検索 | ? |
30行目に移動 | 30g |
ファイルの冒頭から20%地点に移動 | 20p| |
ファイル先頭に移動 | g または < |
ファイル末尾に移動 | G または > |
lessとlvで異なる
内容 | lvのコマンド | lessのコマンド |
---|---|---|
ファイルの行番号を表示 | できなさそう。nl (ファイルパス) | lv するしかない? |
起動時にless -N、または閲覧中に-NしてEnter |
ヘルプ表示 | なし? | h |
lessでの文字列の検索Tips
例えば"a.txt"という文字列を検索したい場合、a.txt
とそのまま検索すると、.
が正規表現扱いになりどんな文字ともマッチしてしまいます。代わりに a[.]txt
とすれば.
をエスケープできます。これはlvでは無理な模様。