Windows 11 PCの入手計画を立てる


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仕事と私生活が忙しすぎて、現実逃避のために新しいPC、具体的にはWindows 11を入手したくなってしまい、 ここ1~2ヶ月ずっと調査をしていました。さっさと買えばいいだけの話なのですが、回り道しすぎでした…。

購入候補1. 中古ノートPCを買う

今、第8世代のインテル Coreプロセッサーを搭載した中古PCが大量に流通しています。ジャンクワールドなどを監視していると、程度にもよりますが第8世代のCore i5Core i7を積んだマシンが2 ~ 4万円程度で入手できます。

実は今実質的にメインとして使っているPCも中古で買ったDynabook R734で、CPUはCore i5-4200M。ストレージをSSDに換装しメモリを8GBに増強してはいますが、意外と使えています。

中古は気楽に扱えるという点では良いのですが、最近の世代のCPUと比べるとCPUの能力がやはり見劣りするのと、昔の機種に比べるとメモリ増設できないタイプの機種が増えているのとから、今回は購入を見送りました。

購入候補2. 新品ノートPCを買う

https://little-beans.net/を監視していると7万円前後でそこそこのスペックのノートPCが買えそうでした。例えば Ryzen 7 7730U+16GBメモリーで実質7万6668円! 楽天でHP Pavilion 15-ehが超激安【7/30まで】 – こまめブログ などです。

いざとなれば持ち出せるという点、UPS代わりのバッテリーが付属するという点でノートPCは魅力的ですが、 冷静に考えると持ち出すことはほとんどないのと、同じ額を出すならデスクトップのほうが良いスペックになることから、これも見送りました。

購入候補3. ミニPCを買う

会社で支給されているPCが大手メーカ製の超小型デスクトップなのですが、意外と問題なく使えます。 そこでミニPCも選択肢に入れていました。

最初はThinkCentre neo 50q Tiny Gen 4 /len102c0033)やIdeaCentre Mini Gen 8あたりの大手のものを考えていたのですが、調査につれ先鋭化してきて、いわゆる中華ミニPCに傾いていきました。

中華ミニPCはライセンス周りが怪しいものが多いらしい(参考)のですが、その中でもMINISFORUMはライセンスもクリアで、日本に代理店が存在し、ヨドバシカメラビックカメラなどの大手家電量販店でも取り扱いがあることから、MINISFORUMにほぼターゲットを絞りました。

その頃、ちょうどUN1265という製品が出ることを知りました(【西川和久の不定期コラム】USB PD給電でも動作する5万円台のCore i7搭載ミニPC。MINISFORUM「UN1265」 - PC Watch)。CPUはCore i7-12650H、メモリ32GB、SSD1TB、3画面同時出力、Wi-Fi 6E付属などと基本スペックが高いのに実質63,163円とかなり安く、ほぼこれを購入する寸前でした。

しかし、5chのスレを見ると、UM790Proという他機種で不具合報告を多く見つけました。 問題遭遇時に自力で解決できる自信がなかったので、今回は見送りました。

実際、後日UN1265公式のレビューを見たところプリインストールのWin11 Homeの動作がおかしいと報告があがっており、 自力で問題を解決できる人でないと使いこなすのは厳しい印象を受けました。

購入候補4. 自作PCを更新する

2017年に作成した自作PC ( 2017-02-11 Core i7 7700 + GTX 1070 なPCを自作 ) に入れていたLinuxを潰してWindows 11を入れることも考えましたが、 このPCのCPUがちょうど第7世代のインテル CoreプロセッサーのためにWindows 11のシステム要件をぎりぎり満たさず。自作PCを半分腐らせている状態でした。

これのCPUとマザーボードを入れ替えれば、これ以上PCを増やさずに、ミニPCを買うよりも安価に構成を更新できるはずです。 なので今回はこの方法を取りました。

詳細は別記事に書きますが、結局あれこれと部品を更新したくなったせいで、結果的にはミニPCを買うよりも高くついてしまいました。しかし出来栄えには満足しています。